マニアックなプロ野球ファン 思わず唸る左腕投手

プロ野球の2017年シーズンで、マニアックなファンも思わず唸る様なピッチングを続けざまに見せてくれたのが横浜DeNAベイスターズの左腕今永昇太投手です。特に、福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは、2試合連続で二桁奪三振を記録するという快投を披露しています。これは、現在アメリカでメジャーリーガーとして活躍しているダルビッシュ有投手以来二人目の記録で、今永昇太という名前は一躍全国区になっていきます。

このような活躍により今永昇太投手は、シリーズ終了後に開催される「アジア プロ野球チャンピオンシップ」の日本代表メンバーに選出されます。そして、ここでも台湾代表との予選リーグ最終戦に登板し、6回12奪三振と圧倒的な好投でチームの勝利に貢献しています。

なお、今永昇太投手は高い奪三振率を誇る速球派ではありますが、球速は通常は140km/h前半がほとんどで、大魔神のフォークボールやマエケンのスライダーの様な絶対的な変化球もありません。このために、素人目には何が凄いのかわかりづらいのですが、この辺りが逆にマニアからの高い評価へとつながっています。老成した雰囲気でありながら24歳と未だ成長途上で、今後はさらにスケールアップしていくことは間違いありません。

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